Origami Pay使ってみたよ。
どうも、こんにちは。今回はOrigami Payについて書いていこうと思っております。
(前回のブログの浅さに反省しつつ、現在内容を深めるべくリサーチを進めておりますので続編をお楽しみに)
最近ショッビングアプリのOrigamiがOrigami Payという決済機能を追加していたので、
さっそく渋谷のロフトに行って、使用してみました。
このブログでは
①Origami Payとは
②使用した感想
③Origami Payの今後の戦略を勝手に考察
について書いていこうと思います。
<読了時間:2分>
①概要(Origami Payとはなんぞや)
Origami Payは、ファッションECアプリ Origamiのプラットフォーム上での
決済機能のことです。
(Origamiのプレスリリースはこちら)
Origami Payを加入している店舗にいくと、Origamiのアプリ経由での決済が可能に
なります。
この機能のUXをどうしても体験してみたいと思い、今回は渋谷での用事に合わせて、
渋谷ロフトにてこの機能を実際に使ってまいりました。
②使用した感想
決済までのプロセスはわかりやすく全く困ることはなかったです。
私がこの決済プロセスの中ですごくいいなと思ったポイントは
OrigamiPayを使う際に暗証番号の入力、署名の必要性がないことでした。
決済の時には、指紋認証(iphone6sだからかもしれませんが)で本人確認が
とれるというのは、近未来感ありました。
最近ではLiquidなど生誕認証系のサービスが注目されていますが
実際に自分で指紋認証で決済を体験するというのは、非常におもしろく、未来を感じる体験ではありました。
同時に、個々人の指紋を取得し、クラウド上に集約しようと思えば大量集約する能力をもったAppleはすごいと思いました。
※現在Appleはネット上に指紋情報は集約しておりません。今後やろうと思えばできるという想像の話でした。混乱させてしまった方々、大変失礼致しました。(2016/6/2 10:27:21 追記)
このアグリゲーションされた個人情報をどのようにビジネスとして展開していくかも研究したらブログにしたいです
こんな感じで本人確認を行います。
③Origami Payの今後の戦略を勝手に考察
インドにおいて、Origami Pay と同様のサービスでPaytmやMobikwikがあるようです。
これらのサービスでもOrigami Payのやっているように、クレジットカード、デビットカード、銀行口座との連携、現金チャージ等をおこなっています。
ディスカウントやキャッシュバックをユーザーのインセンティブとして使ってもらうことによって、送客・広告販売・決済利用料課金を行います。
▼ユーザーのメリット
1.携帯料金や公共料金支払い・商品購入時のディスカウントやキャッシュバック
2.クレジットカード、デビットカード、銀行口座情報を多くの店舗やECサイトに晒す必要がない
3.(ECサイトの場合)クレカやデビット情報を入力し直す必要がなく、それらより簡単で速い
▼店舗やECサイトのメリット
1.(ECサイトの場合)COD(代引き)決済による返品率の低下
2.効果的なプロモーション媒体
3.ユーザーの決済方法多様化による販売促進(カードリーダーがなくてもクレジット、デビット決済を受け入れられる)
4.店舗の接客の効果測定
∟アパレル業界ではスタッフが1対1での接客がおおく、店舗と顧客の唯一のタッチポイントになるので、接客を効果測定できるというのは価値になりそうです。
今のOrigami Payだとこんな感じです。
また将来像としては日本でいうマネーフォーワードのように
クレジットカードの使用情報をアグリゲーションして、与信等に用いるということも可能になりそうです。
(今回はインドのサービスに関してCAV Indiaの河野氏に多大なる協力いただきました。ありがとうございます。)
決済系のサービスは、セキュリティー等で多大なコストを支払う一方で
データアグリゲーターとして様々なビジネスの広がりがもてるというところに
夢がありますね。
今回のサービスは頑張ったら、スタートアップの事業として切りだせそうな気がしています。ただ僕自身だとやりきれなさそうですね。
引き続き事業を考え続けて、起業家とともに伸ばしていく、または自分で起業するための最高の事業をつくる努力しつづけたいです。
次のブログではただの感想になってしまいそうですが 今噂の完全食Soylentについて試食した感想について書こう思います。